施工事例

施工事例一覧

  • 高い改良強度で高層建築物を支持

    これは、RC造8階建ての高層建築物工事にソリッドキューブ工法が採用された事例です。本工法による地盤改良では、最大で2000kN/㎡もの高い改良強度を発現させることができ、本工事のような高支持力の要求にも対応することが可能です。改良品質の視える化を実現した確かな品質管理で、高強度の改良体を築造しました。

    工事場所:
    静岡県
    施工時期:
    2021年9月
    施工内容:
    基礎形式:独立基礎、施工区画:20パス
    改良体積:443㎥、最大改良長:1.95m
  • 高い品質管理性能を発揮

    この事例は公共工事ということもあり、高い品質管理性能が要求された工事です。ソリッドキューブ工法の電気比抵抗センサーを用いた攪拌混合具合の視える化、バケットミキサーの移動軌跡記録による確実な改良など高水準の品質管理が実施できる点が評価。

    工事場所:
    東京都
    施工時期:
    2021年5月
    施工内容:
    基礎形式:布基礎、施工区画:27パス
    改良体積:654㎥、最大改良長:3.81m
  • 転石・地下水位への対応

    この事例は、転石を含む土層の改良かつ地下水位が非常に高い狭隘地での施工が求められ、柱状改良やラップルコンクリートでは対応が困難と判断された工事です。
    施工機がバックホウのため転石を取り除くことができ、狭隘地でも小回りがきく、かつ投入水量の調節により地下水への対応も可能なソリッドキューブ工法が採用されました。

    工事場所:
    東京都八王子市
    施工時期:
    2020年5月
    施工内容:
    基礎形式:布基礎、施工区画:44パス
    改良体積:974㎥、最大改良長:2.75m
  • 支持地盤の分布深度に変化がある地盤

    この事例は鉄骨造の倉庫で独立基礎。建物荷重と地盤状況から中間層を支持地盤として計画されていたが、地盤調査の結果から支持地盤までの深度に差異があり、改良深さの計画が難しい事例でした。施工前に試験掘削を数カ所行い支持地盤の分布をより正確に把握し、施工時には慎重な支持地盤の判断を行いました。
    一部の施工区画では、改良深度が深く上下に2分割して施工を行いました。

    工事場所:
    長野県
    施工時期:
    2020年7月
    施工内容:
    基礎形式:独立基礎、施工区画:133パス、
    改良体積:2861.48㎥、最大改良長8.7m
  • 腐植土が堆積する地盤

    この事例は郊外の商業施設。腐植土が一部の施工区画に分布し、余剰土として除去しながら施工を進めました。腐植土の分布には変化が見られ、余剰土の掘削時に確認をしながら施工を行いました。

    工事場所:
    東京都八王子市
    施工時期:
    2020年6月
    施工内容:
    基礎形式:独立基礎、施工区画:99パス、
    改良体積:939㎥、最大改良長4.50m
  • 撹拌促進ブレードの効果

    この事例の敷地は、旧耕作地のため粘性の強い粘土地盤が分布していました。ソリッドキューブ工法のバケットミキサーには撹拌促進ブレードが撹拌翼の間に装着され、改良土の共回りを防ぐことができます。撹拌促進ブレードの効果により、粘性の強い土質に対しても羽切回数750回/㎥で均一な改良体を作製することができました。

    工事場所:
    長野県中野市
    施工時期:
    2020年2月
    施工内容:
    基礎形式:独立基礎と布基礎、施工区画:133パス、
    改良体積:4035.1㎥、最大改良長5.5m
  • 土木現場での地盤改良

    この事例は道路建設のための盛土を安定させるための地盤改良工事。搬入道路が狭く、現場が狭隘であるためソリッドキューブ工法が採用されました。改良範囲が大きく分割して施工を行うため、先に施工した区画の固化を待って隣接する区画の施工を行っています。

    工事場所:
    新潟県阿賀町
    施工時期:
    2019年10月
    施工内容:
    施工区画:14パス、改良体積:299㎥、最大改良長4.6m
  • 黒ボク土を排土して施工

    この事例は、鉄骨造の工場で独立基礎形式。改良対象層は、埋土(ローム主体)・黒ボク土・ローム土・凝灰質粘土でしたが、セメント系固化材を用いた地盤改良では、強度の発現が難しい黒ボク土を排土し施工を行いました。ローム土と凝灰質粘土のそれぞれで室内配合試験を行い、両土質ともに同程度の圧縮強度を確認しました。黒ボク土を排土することで固化材添加量を少なくすることを可能にしました。

    工事場所:
    埼玉県入間郡三芳町
    施工時期:
    2019年6月
    施工内容:
    基礎形式:独立基礎、施工区画:24パス、
    改良体積:452.49㎥、最大改良長2.1m
  • 腐植土と良質土を置き換えて施工

    この事例は、腐植土が厚く堆積しており、当初の計画の深層混合処理工法では固化不良の心配がありました。ソリッドキューブ工法を採用し、腐植土を余剰土として取り除き、良質土と置き換えて施工を行いました。

    工事場所:
    新潟県中魚沼郡津南町
    施工時期:
    2019年5月
    施工内容:
    基礎形式:独立基礎、施工区画:39パス、
    改良体積:690.04㎥、最大改良長4.3m
  • 支持層が傾斜している現場

    この事例は支持層の傾斜が認められ、施工時に支持層を目視で確認しながら慎重に進めました。一部の施工区画では想定より支持層が深く、準備した改良機では支持層まで届かない事態となったため、施工基面を下げて施工を行いました。

    工事場所:
    新潟県東蒲原郡阿賀町
    施工時期:
    2019年4月
    施工内容:
    基礎形式:独立基礎、施工区画:58パス、
    改良体積:2256.09㎥、最大改良長5.5m
  • 根切底での施工2

    この事例は複合商業施設の基礎下の地盤改良工事。旧建物の解体工事の影響を考慮して、基礎下の一部を地盤改良を行いました。江戸時代から続く商業地域で地中からは様々な地中障害物が出現しましたが、ソリットキューブ工法ではこれらを除去しながら確実に施工を進めることができました。

    工事場所:
    石川県金沢市
    施工時期:
    2019年2月
    施工内容:
    基礎形式:べた基礎、施工区画:68パス、
    改良体積:1916㎥、最大改良長3.5m
  • 支持層深度が一部で深かったため部分改良で対応

    この事例は、根切掘削を行ったところ支持層である泥岩層の分布深度が一部で深いため、ラップルコンクリートを比較して、安価であることからソリッドキューブ工法が選択されました。海蝕による浸食が原因と思われるが、泥岩層を確認しながら確実に施工を行いました。

    工事場所:
    神奈川県横浜市
    施工時期:
    2018年4月
    施工内容:
    基礎形式:べた基礎、施工区画:17パス、
    改良体積:530㎥、最大改良長2.4m
  • 根切底での施工1

    この事例は、複合商業施設の低層棟基礎下の地盤改良。根切底面に施工機を投入して施工を行いました。基礎形式がベタ基礎であったため、建物下全面を地盤改良しています。全面改良の場合は、施工区画を小さく分割して施工します。

    工事場所:
    栃木県宇都宮市
    施工時期:
    2016年10月
    施工内容:
    基礎形式:べた基礎、施工区画:18パス、
    改良体積:640㎥、最大改良長1.5m